株式会社FAプロダクツ

BUSINESS PAINS

今まで、MA(Marketing Automation)、案件管理システム、架電管理を行うツール、部材発注管理システム、など複数のシステムを個別に導入され利用されていました。

そのため、効率よく業務を進め、営業プロセスをスムースに進めようとしても、システムが分かれていることに、業務の効率化の限界を感じていました。顧客データが3万件以上あり、この件数が1年以内に5万件を超えそうな見込みもあったため、MAとSFA間のデータ同期の効率化、データ精度向上は優先度の高い課題でした。

SOLUTION

そこで、一つのプラットフォーム上にすべての業務がのり、スムーズにデータ連携ができるようなシステムを探したところ、いくつかある候補の中からOfficeアプリケーションから、SFA, CRMからERPまでを一つのプラットフォームにてカバーできるマイクロソフト社のOffice 365とそれと連携が容易で、価格もリーゾナブルであったDynamicsを選択し、Dyanmicsをカスタマイズすることにより、旧システムから乗り換えることができました。

MAツールのmarketoと連携でき、更には標準のDynamics CRMでは用意されていない発注管理もXRMにて比較的容易に開発できました。

まだ、Dynamics365がそうであるように、当社のシステムもこれから更に発展し、当社の基幹システムと位置づけて行きたいと考えております。

“Dynamics 365は、マルケトとの同期を行うコネクタがあったため、連携部分の開発が行いやすいこと、価格もリーズナブルだったことが導入の決め手でした。顧客データは、導入前は3万件でしたが、現在は5万件を超え、MA, MA、SFA間でシームレスにデータ同期を行える本システムは今では業務に不可欠となっています。

MA、SFAを同期させることで営業のアプローチも効率的になりました。展示会などで集めた顧客データをMAに取り込み、資料ダウンロードなどにより購入意向が高いと判断された顧客にフラグを付与し、ダイナミクスの担当者情報を通じてインサイドセールスに共有します。共有された顧客にインサイドセールスから架電を行い、架電結果を記録するとともに、案件が発生した場合には、その場で案件管理に案件を作成しています。この仕掛けにより、従来はフォロー漏れが多かった架電リストももれなくフォローできるようになりました。

最近では、最終訪問日、最終商談発生日、最終受注日、最終納品日などの情報を取引先担当者に持たせることで、フォローの優先順位をつけています。

また、案件管理に加え、受注後の請求・入金の管理、仕入れ先への発注、出金管理をDynamics 365で行っており、売上・原価管理、入出金の実績把握、見込みの予想を分析することにも活用しています。

システムは導入されてからが重要だと思いますが、現場からの改修要望にもソースリンクさんにクイックに対応いただき、定着をサポートいただいており力強いです。“

経営管理部長 岩木祐二

BENEFIT

•システム統合によるデータ同期・分析の負荷軽減

•入出金管理、利益管理の精度向上

•ダッシュボードによるデータ分析表現力の向上。