一般的に、サポート・メンテナンス費用は、構築費用の年額15%-20%と言われているようです。当社でもそのレンジでの年額または月額でのサポート・メンテナンス費用にてご契約を頂いているお客様が何社がいらっしゃいます。
一方、当社のほとんどのお客様は、「チケット制サポート・メンテナンスサービス」をご利用頂いています。
年額・月額の固定費用をお支払頂くのではなく、あらかじめある程度の数のチケットをご購入頂き、サポートインシデントやメンテナンス作業が発生したときに、それらの工数に応じたチケット数を購入いただいているチケットから取り崩して頂くという仕組みです。
システム導入直後ですと、サポート量も多くなるかもしれませんが、1年使い続けるとサポートがほとんど発生していなくなるのにも関わらず、年額/月額のサポート・メンテナンス費用を支払わなければならないということを避けることができ、チケット数をある程度購入してさえすれば、インシデントなど発生時のみ工数に応じて取り崩しという無駄のない形となっています。
また、システム構築は納品して終了ではなく、ご利用開始されてから新しい機能が必要と感じられて新たな開発を行うことがありますが、この追加開発においても、チケット消化という形が取れます。 開発案件がある際に、少し多めにチケットを購入することで、ボリュームディスカウントが利くので、サポート・メンテナンス用のチケットの単価が安くなります。